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新世紀エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に

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Air/まごころを、君に 観ました、
10代のときに友だちにアニメ全話見せてもらって、なんかよくわからなかったんですが、なんとなくもう一度今だと思ってアニメ全話からここまで同じ友だちと一緒に観たけど、以前よりもキャッチできた、し、ひさしぶりにいろいろ考えた。
なにをって多分、人と繋がりたいっていう欲求についてかなと思った。肯定したい気持ちについてかなとも。

繋がり、とか、肯定とか、そういうものって・・ 大事ですよね!!
大事だからこそ、感覚の大波に飲み込まれないように、制度とかそういうものを認識したり、綱を渡るようなやり方で理解しようとしていた最近、な気がします。大きな「なぜ?」を、この映画が「それはなぜですよ!いつだって変わらないなぜなんですよ!!」と耳元で大きな声出してきたような。そうだった、はじまりは「なぜ」だったんだわ、と、 科学するための「なぜ」ではなくて、感情としての、生きているという状態からまず発する「なぜ」からだったわと、思い出したような、野生のなぜ感覚です。ツイッターに思わずあげた文章スクショして載せておくことにする。

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要するに生きていくことに対する肯定の物語かと思いきや、この作品の最後の一言で、私もう、改めて、生きていくこと、肯定感の、確かな肯定感の、ハードルの高さというか、そういうものを突きつけられたようで・・ やっぱり複雑なものというか、確かなものを求めているから、つくっては壊し、つくっては壊しを繰り返しているんだなって思いました。音階っていうんですか、分からないですけど、単純なものも美しいと思う、思うけども、きれいなものってなんだ、美しいものってなんだ、って思ったときさ、世界見渡してみたときにさ、なんだろうこれ、っていうかこのリズム、なんか身体が知らない。知らないけどきれいって思う。って、そういうものもあるわけで、・・・・・・ 求めることは、探究心は、やっぱり科学だましいなのかな?疑って、決めて、の、繰り返しなのかな。身体も心もその往復に耐え切れるようでなくてはいけないなと思います!(dear 自分)

私はきれいなものに惹かれてなかったら単調な美学を優先順位の天辺に置いていた人間だったんじゃないかと自己を空想しているので、探究心がなかったら何もかも決めてかかっていた人間じゃなかったろうかと思ったりするんです。が、vivienne westwoodとかそれはもういろんな惚れ込んだもの人と出会って今の自分があるので、そこで気づいた渇きと考えることへの敬意があるから、考えたり求めたり思い出したりしているのかな。そこでヴィヴィアンが懐疑主義について語ってたドキュメンタリーのひとコマ思い出す(古い方)。ヴィヴィアンが懐疑主義がすきだって言ってた、洗練されたギリシャの思考の形式だ、みたいなことを言ってた。それについても、「へー!なんかわかる!ギリシャの彫刻とかすきだし!うん、すき!」とかいうことで終わらせてたけど、もっと深いところまで学んでいく必要性をこのAir/まごころを君に、を観て感じました、はい。必要性っていうか、学んでいかないと、この作品を通して製作者の方々が鑑賞者もろとも乗り越えようとしている部分って、一生乗り越えられないんだなって思いました。
ところで懐疑主義についてですが突き詰めたら無神論主義に行き着くので、ひどく嫌われていた時代があるだとか。世界で一番ぜったいすきと初めて見たとき聴いたときからなんか思った bjorkのpagan poetryという曲とビデオがあるんですけど、その意味は全くまだわかってないんだけど(笑)、"pagan"は異教徒って意味なんですよね。ヴィヴィアンのコレクションにも「pagan」がある。多分そっちが先だけど。
異教徒、無神論、科学・・・・・まごころ。人間。現代。愛、・・・・・


混乱するときはまず存在からはじめよう!ってことで、存在の哲学って本を読もうと思ってたので次読みます。
なにが書いてあるやらー。
あ、そう、それで、なにを書き留めておきたかったかって、クラシックになにかある気がする、クラシックになにかを求めよう運動はじめよ!ってことでした。詳しい人とかすきな作曲家さん一人でもいたりする人はぜひ教えてくださいというか熱く語ってください。何かのタイミングで。
おやすみなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!

by november_007 | 2018-09-05 02:01

物事を考察しようと試みる若干真面目なブログです。


by november_007